2010年09月26日

出会いと別れ。。。

卒業式を昨日無事終えホッとしたものの、やっぱり寂しさが込み上げてくる今日この頃。

この仕事してると人とも犬たちとも色んな形の出会いや別れがあります。
出合いって言うとドキドキしたりワクワクしたりと嬉しかったり楽しいイメージなんですが、別れの方はというとやっぱり・・・。
今日はそんな犬たちとの別れについて書いてみたいと思います。

私自身もこの20年(30年?もっと?)の間に何度も出会いや別れをくり返してきました。
今年に入ってから自分ちのワンコやニャンコ、職場のワンコにお友達のワンコたちが続いて亡くなり色々と考えさせられています。

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ちょっと前までは馬みたいなのや鹿みたいなのもいたよな~。

私にとって一番良い(と思う)お別れは、やっぱり天寿を全うしての死別かな。
ウチの場合みんなシニアになってからのお別ればかりだし、どのコともそれぞれの時間を大切に過ごしてきたので、寂しいとか悲しいとかって感情はやっぱりあるけど、人間と比べて短い犬たちの一生を一緒にどれだけ濃く過ごしてきていたかで気持ちもずいぶん変ってくるとも思う。
もちろんもっとああしてやれば良かったとか、こうしていれば・・・って後悔は絶対あるんやけど・・・。

動物にとって(もちろん自分も含めて)死はあたりまえに来る事。
だから『可哀想』や『辛い』って感情にはならないんよね。
『悲しい』ってのも老化だったり病気を知って心の準備もできてたらちょっと違う。

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こんな感じでわちゃわちゃな時も楽しかったな・・・。

腹が立ったり辛くなるほど手のかかるコもいたけど、みんな可愛い子供のよう(子供以上かも?)な存在やと思って育ててきた犬ばかり。
そういえばウチでは犬も子供も同じ扱いされてるかもな~?(爆)

そんなメンバーが一人減り二人減り・・・なので『寂しい』が一番合ってる気がするわ。

結局のところは最期をどう迎えるか、迎えさせてやるかってとこなんやろうと思う。
辛い苦しい思いをさせて逝かせたらやっぱり『可哀想』やし、自分のミスや手抜きで逝かせたら『悲しい』し『辛い』やろうし・・・。

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寒い時期にはお洋服着てファッションショー?

自分ができるだけの事をして納得できたら、気持ちも少しは穏やかになれる気がします。
これって単なる私のエゴなのかも知れないけど・・・。



もう一つは担当犬だったり、今まで世話してた子たちとのお別れです。

この仕事してると、中には若くして病気や事故で無くなったりする子もいるし、自分の担当から外れたりって言う別れもあります。

その他にはその子が里子に出て行くケースとか迷子になってしまうケースなんかも・・・。
迷子になって行方がわからないなんてのが私的には一番辛いと思う。

どっちにしても自分の手から離れてしまうってのは辛いし寂しいものです。
担当から外れるってのも、もともと自分の持ち犬で無かったり、引き取れる状況でなかったら気持ちは辛いよね。

この先一生もう会えなくなるってこともあるし・・・。

私が一番苦しかった別れは訓練所で担当していたワンコが担当から外れ九州に介助犬第1号として行ってしまった時のこと。
最後の競技会を境に訓練所に戻すとき、いつもハウスにすんなり入るのんのが嫌がって逃走しかけた時にはホンマ可哀想に思ったし辛かったけど、またどこかで会えたり介助犬としてのウワサを聞けたりするんじゃないか?ってかすかな期待がありました。

でも、その後病気で若くして亡くなったという衝撃的な知らせを受け・・・なんて結末になって・・・。


なので学校の犬たちが里子に出る時には結構慎重になってしまいます。
その子を本当に一生大切に幸せにしてくれそうな人にしか里子に出さないし、そう思えない人の所には出せません。
そうでないと心配でたまらないですもん!

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去年のこのメンバーからもずいぶん里子に出ちゃったなぁ・・・。

今までにも何頭か里子に出たけど幸せにみんな暮らしている様子を聞きホッとしています。
出すときに必ず言うのが「もしも何かの事情で飼えなくなった時には必ず一番先に連絡してきて下さい」ってことなんやけど、今は問題なくても家庭の事情や生活環境が変わったりでいつかそういう時が来るかもしれません。
そんな時里子に出た子たちの行き先がわからなくなってしまったり、まさか保健所行きになんてことのないようになんです。

やっぱり自分が関わった犬たちは、できれば最後まで見届けたいと思うからね~。

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Eさん、今回里子に出たウイッシュをヨロシク頼みますよ!!


当たり前なんやけど訓練士やトレーナーって、お客様から預かった犬の訓練をするのがお仕事です。
訓練が終わっても別れたくないなんて言えるワケないし、そんなん言ってたらお仕事になりません。

なので、自分の犬のように接しながらも気持ちの上ではある程度一線を引いていないといけないんちゃうかなと思うんです。

その子を大切に思う気持ち、大事にする事は当たり前なんやけど、その子が将来幸せになるためにトレーニングしていくんやと思うし、犬はやっぱり飼い主さんと一緒にいることが一番の幸せやと思うから。


私自身もこうして日々辛かったり、あれこれ悩んだりすることもたくさんありますが、その時その時で犬にとって一番良いと思えるように働きかけていきたいといつも考えています。
posted by こゆきのおかん♪ at 22:39| 兵庫 ☁| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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